無差別戦争観とキューブリック

 講義で取り扱う「正戦論」の詳細については、井上達夫『世界正義論』(筑摩書房)の第5章を参照されたいが、無差別戦争観に関連して講義中に触れるキューブリックの映画『バリー・リンドン』の戦闘シーンは以下の通り。整然と行進する兵士の隊列が美しい。これぞ、「マナーある決闘」としての戦争ではないだろうか(20秒くらいから)。


Barry Lyndon - Primera experiencia de Barry en ...

 同じく戦争ものではあるが、大会戦シーンで有名な『ワーテルロー』。人件費を度外視した会戦シーンが素晴らしい。


Battle of Waterloo: French Cavalry Charge - YouTube

 エキストラの数、実に2万人。しかも、当時のソ連で撮影し全員モノホンの赤軍・・・。 以下の記事が参考になる。

CGをぶっ飛ばす! 1万5000人の兵隊を実際に投入した戦争映画 | コタク・ジャパン